書籍・雑誌

最近読んだ本-071123

青空の卵

著者は坂木司。
少し前某氏に紹介していただいた、「シンデレラ・ティース」の著者です。

シンデレラ・ティースで名前を覚えていたので、書店でこの本が目に留まりました。
「ホームズ&ワトソン」タイプのちょっとしたミステリです。
ミステリというよりは、「ええ話やなぁ」の類ですが。

ホームズにあたるのは引きこもりのプログラマー鳥井真一。
ワトソン役が著者と同名の坂木司。

鳥井のキャラクタがなかなか面白く、正直、引き込まれました。
シリーズであと2作品あり、すでに注文してしまいましたとさ。

チーム・バチスタの栄光
こちらも「ホームズ&ワトソン」タイプです。

ホームズ役は「ロジック・モンスター」の異名をとる厚生労働省の役人。
ワトソン役は出世レースから外れた大学病院の医師。

このワトソン役の田口講師、ただのワトソンではありません。
なかなかこれで人情にあふれ、成績はよくないかもしれませんが、アタマもよく回るタイプとお見受けしました。

こちらもシリーズがあるようですので、読んでみようと思います。楽しみですね。

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最近読んだ本-070901

軌道離脱(ハヤカワ文庫)

平凡な会社員、キップ・ドーソンは念願の宇宙旅行に当選し、出発していきました。しかし、想定外の事故によって、彼はひとり宇宙に取り残されます。彼は地球に戻るためのあらゆる方法を試す一方、宇宙船内のラップトップコンピュータに自叙伝を書きはじめます。しかしそのラップトップは一方通行のダウンリンクによって地球上のインターネットにつながれていて、自叙伝が全地球上に配信されていきます。その自叙伝が地上に大きな影響を及ぼし・・・・

というあらすじなのですが、はるか未来を舞台にしたSF小説ではなく、明日にでも起こりそうな状況設定となっています。宇宙旅行といっても、地球周回軌道を何周かして戻ってくるというようなものです。このような宇宙旅行はすでに技術的にはじゅうぶん可能です。

ハリウッド映画にありがちなストーリー展開が(実際に映画化が決定しているようです)いかにもアメリカ的といえばそうなのですが、まぁまぁ面白く読めました。

一生に一度だけでいいから、地球の重力圏から離れて宇宙に出てみたいというのが私の夢なので(ガンダム世代ですから)、主人公の気持ちにも共感できました。

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最近読んだ本-050312

伝統食の復権―栄養素信仰の呪縛を解く

「伝統食の復権」とありますが、著者の主張は単なる懐古趣味でも、清貧主義でもありません。日本人にとって本当に必要な食生活とは何かを、愛情と科学的見地に基づいて解説したのが本書です。
日本人を始めとするアジア人の本来の食性はデンプンを中心とした植食性であり、ドイツからもたらされた栄養学はドイツ人のためのもので、遺伝的にも差異がある日本人に適切なものではない。明治以来から続くドイツ栄養学に基づいた栄養改善運動の結果、日本人の食生活は本来のヒトの機能を損なうまでに崩壊しており、疾病構造の変化ももたらしているとあります。
また、ヒトとしての機能を取り戻し、健康で生きるためには、ご飯と味噌汁をメインとして、野菜中心の食生活を心がけること、よく噛むこと、適切な飲料習慣を取り入れることが肝要とされます。
その上でたまにはアンバランスな外食も楽しめばいいと結んでいます。つまり、日常食とご馳走を区別するということです。

私の職業上で考えても、このような「食事」の問題は顎の発達、噛み合わせの成長という子供の成長発育の問題、また生活習慣病である歯周病、また、身体の生理機能の低下が大きな要因となる口臭、いずれにもあてはまるものです。

「栄養素信仰」や「一品万能主義」の呪縛から逃れ、健康のためには何を食べるのがよいかがよく分かる一冊です

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最近読んだ本050301

関西圏通勤電車徹底批評 (上)
関西圏通勤電車徹底批評 (下)

関西各エリアのJR・阪急・阪神・近鉄などの通勤電車について、沿線概要やダイヤ、今後の計画が紹介されています。著者なりの改善案が書かれていますが、線区によっては記述の濃淡に差があり、個人的には少し消化不良ぎみでした。
今回この本を上下通しで読んでみまして、私の嗜好としては歴史と新線計画に面白みをより感じることが分かりました。

WEBサイトではこちらが面白かったです。
Mulberry Room
未来鉄道データベース

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オススメ本050225

さらば歯周病

当ウェブログのリストにもありますが、あらためて紹介します。

一日3回、毎食後30分以内、時間は3分以上・・・こんな「歯磨き信仰」がはびこっているのは日本だけとも言われます。お昼休みに歯磨きはあたりまえ・・・でも、虫歯も歯周病も防げていないのが現実ではないでしょうか。
先進国の中でもこと歯と口の健康に限って言えば日本はそれほど進んでいるわけではありません。
アメリカではお昼を食べたあとに歯を磨く人などいないそうです(伝聞ですいませんが)。

もちろん歯磨きに効果がないわけではなく、予防のために必要です。
ただ、予防という目的のためには、歯を磨くタイミング(起床直後と就寝直前に行うべし、です)が重要で、人が本来もっている生理機能を侵害するほど磨きすぎる必要はありません。口臭も起こりやすくなります。

・・・ここまでは私見も入っているのですが、この本の著者も「歯磨き信仰を捨て、月に一回の歯石取りを受けること」というように述べています。順を追って、虫歯・歯周病について、治療と予防について、メインテナンスの重要性について、などが述べられてあります。

私どもの医院でも同じような診療方針ですし、共感できるところも多く、実践もしています。

「どうしても必要でなければ行きたくないところ」の代表選手と言われる歯科医院ですが、美容院に行って髪を整える感覚で、月に一回歯石取りをしてもらうというような付き合い方をなさると、あのイヤな治療をしなければならない可能性も低く抑えることができますよ。

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最近読んだ本-050218

大沢在昌著の2冊です。

走らなあかん、夜明けまで
涙はふくな、凍るまで

まずは「走らなあかん、夜明けまで」の方は、先日大阪へ仕事に行ったとき、新大阪駅の書店で見かけて買ってみたのです。
「大阪にいる間にお読みください」かなんかそんなPOPがついていたように思います。
今まで大沢在昌氏の小説は読んだことがなかったのですが(たぶん・・・)、裏表紙のあらすじも面白そうで、読んでみようと思ったわけです。

東京生まれ東京育ちの普通のサラリーマンの青年が、大阪へ出張に来たところ、生命さえ脅かされるようなトラブルに巻き込まれ、夜明けまでの一晩で解決をはかろうと、大阪中を駆け回る--というのが大体のストーリーで、巻き込まれ型のサスペンスになっています。
映画「ダイハード」シリーズの主人公のように冷静で強靭な主人公ではないのですが、そんなヤサ男の彼(坂田)が奮闘する姿はまたすがすがしくあります。
それとともに、大阪人の生態や大阪の町並みの描写がドラマを盛り立てます。

トラブルの解決にタイムリミットがある作品設定が、ダラダラしないストーリー展開を生み、読んでいるほうもスピード感を失わずに読めました。

私は学生時代と社会人になってから昨年まで約10年間大阪に住んでおりましたので、それも引き付けられた要因であったかと思います。

で、続編があると聞き、次にまた書店で捜し求めたのが、「涙はふくな、凍るまで」です。今度は主人公は冬の北海道でまたしてもトラブルに巻き込まれます。設定は前作から2年後、その後の主人公の変化や前作の登場人物の後日譚などもあり、前作とあわせて読まれることをお勧めします。

またさらなる続編が楽しみです。舞台がタイとかでも面白いかもです。

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最近読んだ本

最近読んだ本です。

カウンセラー 松岡 圭祐/小学館文庫
松岡作品は好きでけっこう読んでいます。「千里眼シリーズ」「マジシャンシリーズ」その他もちょっとずつ。
じっくり読んで感動・・・というよりも、読み終わりまで楽しめたっという感触を松岡作品には覚えます。

このカウンセラーという作品は、他の松岡作品とは違って凄惨な殺人現場の描写があったりします。
それはこの作品の主題からして外すことができなかったと著者も前書きで書いています。
その辺に少しいつもの松岡作品とは違う感じを覚えはしましたが、最後まで一気に読み進めました。

ストーリーや批評は他の書評をご参考に・・・。

いつも松岡作品は文庫で登場するのを待ってから読んでいます。文庫化に際して大幅に加筆訂正することが多く、ならば、と後から出る文庫版で読むことがほとんどです。ハードカバー版と2度読んだり読み比べたりする時間まではないもので・・・。

ストレス対処実践法-認知療法によるアプローチ 小林展子/チーム医療

様々なストレスにさらされている現代社会では、それに起因するストレス病も多くあります。
花粉症もスギやヒノキの花粉というストレス要因によって起こされるアレルギー疾患といえるでしょう。また、その感受性は人によってことなりますので、同じ花粉というストレスにさらされても、花粉症になる人とならない人がいます。
おもに人間関係がからむ対人ストレスも同様です。会話の中でのとある一言、他人のしぐさや態度を気にするあまり色々な症状が出る人がいます。そのような対人関係の中での信号をどう捕捉して解釈するか、それも個性のひとつなのですが、それが健康な社会生活を阻害するとしたら、少し目先を変えてみたほうが楽しく生きられると思うのです。
この本では、まず自分が心理的ストレスをどのように処理しているかの傾向を知り、変調をきたしやすい捉え方がどのようなもので、どう変えてみたら楽に生きられるか、ということが書かれてあります。
極端に言えば「ものの見方考え方」なのですが、こちらは臨床心理学に基づく認知療法によるアプローチがなされています。
私が取り組んでいる「自臭症」で悩んでおられる方にも、役に立つ内容だと思っています。

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オススメ本

まずはオススメの本を一つご紹介します。

日本人の8割が、時には気にしていると言われているのが、「口臭」です。
その口臭をコントロールし、エクセレントブレス(=キスするような位置でも無臭の息)を手に入れるためのバイブルです。

日本で、世界での口臭治療の第一人者、本田俊一先生の「キレイな息の作り方」です。

私の医院でも、本田先生のほんだ歯科と提携し、ほんだ式口臭治療を行っております。

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